香川用水土地改良区の防災体制
香川用水施設は(独)水資源機構が管理する共用区間(L≒47km)と香川用水土地改良区が管理する農業用水専用区間(L≒59km)からなる香川県最大のライフラインといえます。そのため香川用水土地改良区では、防災業務計画及びBCP(業務継続計画)を定めることによって、万が一の場合に備える体制を構築しております。
関係機関との連絡体制
防災体制発令基準及び体制別業務表
香川用水土地改良区のBCP(業務継続計画)
大規模地震により施設が被害を受けた場合には、営農者・関係機関はもとより近傍の地域住民に与える影響が大きいため、万が一の場合においても、関係機関との連絡を密にし、被害の影響を最小限に留めるとともに、香川県最大のライフラインとしての役割を存続できるよう、予め民間企業と応急対策業務に関する協定を締結する等を含め、緊急事態に備えています。
香川用水土地改良区の取組み
香川用水土地改良区では全国の土地改良区に先駆けて平成26年度からBCPを策定しています。
大規模な災害時には香川用水を共に管理している(独)水資源機構や香川県水道局などの関係機関と連携した
対応が不可欠です。
平成27年1月に実地訓練、平成28年2月・11月には合同シミュレーション訓練を実施し、災害時の対応について意見交換や情報共有を行うほか、オイルフェンス設置などの実地講習等にも参加しています。