水口祭
香川用水は、6月11日から農業用水の取水量が前日までの約3倍に増量され、讃岐平野は一斉に田植えの準備が本格化します。
この日を一つの節目にして今年の配水の安全と豊穣の秋が迎えられるよう祈願するとともに、水への感謝の気持ちを新たにするために斉行しています。
水口祭のご案内
日時:6月11日 午前10時
場所:三豊市財田町 香川用水記念公園(水口の広場)
水口祭についてよくあるご質問
- いつから始まったのですか。
- 昭和60年です。
昭和50年(1975年)に香川用水が本格通水されてから10年後の昭和60年に第1回水口祭を行いました。
- 「水口」ってなんですか?
- 「水口」は、「みなくち」と読み、田んぼに水を引き入れる入口のことをいいます。
讃岐では、昔から田植えの準備作業をしたときに「苗代田」に氏神様から頂いたお札と季節の花をお供えして、豊作と豊潤を祈願する風習がありました。
これにちなみ、香川用水が香川県に初めて姿を見せる阿讃導水トンネル出口の東西分水工を「水口」に見立てて、「水口祭」を斉行しています。
- 会場までのアクセスは。
- 会場の駐車場には限りがあります。公共交通機関でお越しくださいますようお願い致します。
JR土讃線 さぬき財田駅からタクシーで約10分、
JR予讃線 観音寺駅からタクシーで約25分
平日は、三豊市コミュニティバスが利用できます。
財田観音寺線【黒川 ⇔ 観音寺駅】長野口下車会場まで徒歩10分
乗車時間 さぬき財田駅から約20分、観音寺駅から約45分
三豊市コミュニティバス
- 式典は一般の人も見られるの?
- はい、どうぞご覧ください。
式典は、香川県知事、香川県議会議長、三豊市長など多数の来賓を迎え、関係土地改良区、水利組合の方々など約400名が出席されます。
出前講座
香川用水土地改良区は、小学4年生を対象に出前講座を行っています。
香川用水の成り立ちや、吉野川の水がどのように香川県で使われているかなどの話を通して、水の大切さを学んでいただける内容となっています。